NotionAIによみがなを振らせてみた
NotionAIを気軽に使ってみるアドベントカレンダーの12日目です。
日本語での複数の読み方がある単語や熟語で構成された文章で、多くの人が四苦八苦している動画を目にする機会があります。
ネイティブの日本人でさえ、意識していないとうっかり間違えてしまうことがあります。
この点でNotionAIは中々優秀です。誤読して恥をかく前に、NotionAIで事前に読み方を確認してみましょう。
NotionAIが読みの振りに対応できる言語
どの程度の言語に対応しているかはNotionAIが教えてくれます。
NotionAIが読みの振りを対応できる言語を一覧で教えて
NotionAIは以下の言語の読み方に対応しています:
- 日本語(ひらがな、カタカナでのふりがな)
- 中国語(ピンイン)
- 韓国語(ハングル)
- 英語(発音記号、カタカナ)
また、これらの言語が混ざった文章でも、それぞれの言語に適した読み方を提供することができます。
翻訳に比べると見劣りを感じますが、日本国内で見かける言語としてはこのあたりが中心でしょう。
読み方を尋ねる
日本語の読みはほぼほぼ的確といってよいと思われます。
「3月1日は日曜日で祝日、晴れの日でした。」
読みがなをふって
さんがつ ついたちは にちようびで しゅくじつ、はれの ひでした。
では更に長めで一文。
「今日は一月一日の日曜日で日本では祝日、日向市では五日ぶりのいい日和です」
読みがなをふって
きょうは いちがつ ついたちの にちようびで にほんでは しゅくじつ、ひゅうがしでは いつかぶりの いい ひよりです
英語への読みのふりはカタコトになります。
「This is a pen」
読みがなをふって
ジス イズ ア ペン
混ざった文章でも行けるという点で、以下の文を試してみます。
「先月に AWS Lambda で Python および .Net ランタイムの Lambda 関数でも SnapStart がサポートされるアップデートがありました。」
読みがなをふって
せんげつに エーダブリューエス ラムダ で パイソン および ドットネット ランタイムの ラムダ かんすうでも スナップスタート が サポートされる アップデートが ありました。
単純によみを振ってもらう場合はよみがな行が追加されるため、ルビとして振ってもらえないかと試してみます。
「先月に AWS Lambda で Python および .Net ランタイムの Lambda 関数でも SnapStart がサポートされるアップデートがありました。」
よみがなを、ルビとして振って
(申し訳ありませんが、Notionではルビ(振り仮名)の表示形式には対応していないため、読み仮名を別の行で表示させていただきました。)
Notionのブロックとして対応していないものはNotionAIにも無理ということです。
あとがき
日本語以外の読みは厳密な一致ではないのですが、読む上での発音を知る切っ掛けにはなります。
文書エディタによってはルビの指定ができるものもあるため、NotionAIで大雑把に生成したものを暫定で充てるということもできるでしょう。